イギリスでホームステイをしていた時のこと。
帰宅するとホストが「今日はどうだった?」「映画は面白かった?」と毎回、声をかけてくれました。
当時の私は英語で何をどう伝えるかに必死でした。
【映画は怖かったけど面白かったなぁ、、、
怖いって、、
ええっと、、、
scaredかな、、horror、、、、?】
といった具合です。
ちょっとした会話でも脳細胞をフル活用。
発音がおかしいと通じないこともあるのでそのあたりも考えたりして、日常のちょっとした会話もとっても大変でした。
少し慣れてきたかなと自分で感じだしたある日、ホストマザーがいつものように「お買い物は楽しかった?」と帰宅時に声をかけてくれました。私もそれなりにこなれた返事をしたところ、ちょっとだけ怖い顔?真顔?で私が言い終わったらThank you! と言いました。
ん?どういうこと?
その後わかったのですが、彼女が言いたかったのは、ご機嫌伺い的な質問を受けて答えたらその後に気にかけてくれてありがとうてという気持ちを込めてThank youというべきだということ。
日本ではお馴染みの
How are you?
I'm fine, Thank you
この感覚ですね。
日本ではありがとうという代わりに、前に「おかげさまで」とつけたりしますね、そういえば!
もちろん、友達や家族、親しい関係では必要ないかもしれませんが、少し改まった感じだったり、距離がある、もしくはお行儀良くしたい時はThank youをつけた方がいいのだなと学びました。
当時、周りの留学生仲間に聞いたら、そんなことは言われたことないとい言っていました。
が、、、その後現地の人のやりとりを注意してみていたら、Thank youという場面に出くわすこともありました。場合によってそういう使い分けもしているんだなぁと思いました。
あたし達がタメ口と敬語、さらには謙譲語まで使い分けるのにちょっと似ているかもしれません。
アメリカではあまりそういうシーンは見かけませんでした。
文化的なものもあるかもしれません。
もちろん個人的な感覚の差もあるでしょう。
Thank youを絶対つけましょうということはいうつもりはありませんが、そういう感覚もあるということ知っておくのもいいかもしれません〜