よく聞かれる質問の一つに、発音記号は覚えるべきか?と言うものがあります。
私としては、覚えた方がいい!と考えています。
その理由を説明していきたいと思います。
まず、年々、リスニング力が重要視されています。
受験、TOEIC、英検などでリスニングを無視することはできません。
書けて読めればいいという時代は終わりました。
今は聞けて喋れることも大切です。
英会話をお勉強されている方は特にその傾向が強いと思います。
少々文法がダメでも、相手の言うことを理解し、こちらの言うことを理解してもらうというコミュニケーションに重きを置いておられるはずだからです。
つまり、発音を理解し再現する力ががとっても大切と言うことですね!
ここで、それは電子辞書やスマホで「音声を聞く」ことで解決できるから、あえて発音記号を覚える必要はないと考える方もおられるかもしれません。
もしも、絶対音感的な素晴らしい耳の持ち主であればそれでいいと思います。
耳で聞いて、それを記憶すればいいので。
でもそう言う人はごく一部のように思います。
日本語で「ア」と言う音も、英語では4種類あります。
耳ではっきり聞き分けるのが難しかもしれません。
そんな時、発音記号を見てどの「ア」なのか理解できれば、完全コピーできないまでも、より近づける努力や練習が可能になるはずです。
英語のスペルと違い、音の表記なので、発音記号は一度覚えて終えば楽ですよ。
ずっと使えます。
発音記号を覚えるのはどうしても無理、無駄だと思う方でも、せめて、4種類の「ア」は覚えて頂きたいなぁと思います。
(みぞおちをチョップされた時に出る、短いアのイメージ)
(合唱の時のような大きな口を開けるイメージ)
(アとエを同時に言うような、お笑いのおバカなボケのイメージ)
(本当に小さい声、囁くような、ふと思いついた時の独り言のイメージ)
この4種類が使いこなせるとグッといい感じの発音になりますよー
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