ついヒトに言いたくなる英語ネタのブログ

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Coffee-table Book アメリカ流のおもてなしの心?!

Coffee-Table Bookという言葉、聞いたことがありますか?

ソファの前にある低めのテーブルがコーヒーテーブルです。

その上に数冊置いてある写真やイラストが多めの本の事をcoffee-table bookと呼びます。インスタグラムなどでお洒落な海外(特にアメリカ)のリビングの写真などを見ると、テーブルの上にさりげなく本が置いてあります。

日本の家は、玄関があってそこから少しローカーがあって、さらにその奥にリビングがあるというスタイルが一般的ですね。なのでご近所さんが急に立ち寄った時などは、玄関先でやりとりして中に入ってもらうことは稀だと思います。例えば、学校をおやすみした友達の家にプリントを届けに行った時も玄関先で手渡して、場合によってはそこでちょっとしたお礼のお菓子なんかをもらって終了ですよね。一方、アメリカのお家は、家に入るといきなりリビングって設定が多いです。玄関ドアを開けて一歩入ればそこはもうリビングですので、「ま、どうぞお入りください」ということになります。ドア越しにやりとりするということは経験上あまりないです。先ほどの例で言うと、まず中に入り奥で友達のお母さんがお礼のクッキーなんかを用意してくれるのをソファで腰掛けて待つと言う感じになります。

家の構造の違いだけでなく、家の中で土足なのと日本のように家で靴を脱ぐという文化の違いも大きいでしょう。

 

このようにアメリカでは、さっと人を迎え入れることがよくあります。そして目の前にあるソファにとりあえず座るという状況も多いです。お家の人が飲み物などを用意してくださる場合、もしくは少し待つ必要がある場合、ソファでくつろいで本でも手にとってお待ちくださいという「おもてなしの心」coffee-table bookにはあるのです。写真集だったりアート集だったりとパッと開いてまたさっと閉じれる本が好まれます。

 

表紙の可愛い絵本や写真集などをテーブルにおいたらインテリアにもなりますね。

ソファとテーブルがあると言う方はぜひ、coffee-table bookでおもてなししてみてください。もちろん時々手にとって自分自身が癒されると言うのもいいですよね!

 

 

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